AEAJアロマテラピーシンポジウム2

先日、東京国際フォーラムで開催された、
アロマテラピーシンポジウム、第一部に続き、第二部のご報告。
鈴猫自身の理解&復習も兼ねて、今回の内容を(可能な範囲ですが)簡単に紹介します。

【第二部】
・最新の米国アロマ事情。

2012年の米国内で小売売上TOP20を紹介していました。
(ACHSより)

1位:ラベンダー、2位:ペパーミント、3位:ユーカリプタス、
4位:ティートゥリー、5位:ローズマリー、6位:パチュリ、
7位:ブレンド※、8位:レモン、9位:ローズ、10位:フランキンセンス、
11位:ブレンド※、12位:クローブ、13位:オレンジ、14位:サンダルウッド、
15位:ゼラニウム、16位:グレープフルーツ、17位:イランイラン、
18位:ベルガモット、19位:ブレンド※、20位:レモングラス。

ちなみに4位と5位の売り上げの差は、倍以上!
1~4位は圧倒的な人気!でした。

また、ブレンド※についての詳細内容(精油レシピ)は無し。
米国では、日本で使用をオススメされていない、
クローブがTOP20というのも意外でした。

ちなみに。
日本で売上トップのアロマも気になったので、少し調べてみたのですが、
楽天の売り上げランキングでは、精油セット(数種有)がいくつかトップ入り。

なので、精油の人気が個別ではっきりしている
好きな香りの精油ランキングトップ20。
AEAJのアンケート結果から載せます。(AEAJ会報誌より)

1位:ラベンダー、2位:ローズ、3位:ゼラニウム、4位:ネロリ、
5位:イランイラン、6位:フランキンセンス、7位:ベルガモット、
8位:ローズウッド、9位:オレンジスイート、10位:ローズマリー、
11位:ティートゥリー、12位:サンダルウッド、13位:グレープフルーツ、
14位:ユーカリ、15位:ペパーミント、16位:ジャスミン、
17位:カモミール、18位:マージョラム、19位:ジュニパー、20位:レモン。

でした。

やはりラベンダーは、どちらも一位!不動の人気です。
ただその他のランキングについては、
日本はフローラルな香りが人気のある印象です。

米国の精油事情に戻ります。

近年、米国では、オーガニック精油の売上が、
ノンオーガニック精油よりも高くなっているそうです。
(米国のオーガニック認定は世界有数の厳しい基準。)

自然商品の市場では、アロマテラピー部門、ボディオイル部門が、
年々1~2割もの売上成長率を上げています。

しかし、精油の売上は、予想外に成長率が低く、ACHSでは、
精油の使用方法に対する知識が、浸透していないためではないか?
という見解をされています。

今年度の米国アロマテラピー関連産業の傾向としては、
簡単で、素早く、効果を期待できるアロマの新商品に、
注目が集まっているようです。

例えば、精油を含む粘土。
芳香を楽しむと同時に、創作活動で創造性を養うことが出来ます。
また、日本では禁止されているのですが、
精油を食用カプセルにしたもの。
などが開発。シェアを拡大中なのだそうです。



というわけで。

さらに次回は、米国で人気のある精油を上げながら、
実用的な用途(主に医療関係上で)について、まとめていきます。
(まだ続くのか…って…続くのでーす(;´・ω・))


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